2009年 09月 12日
無題
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花沢健吾「アイアムアヒーロー」1巻
花沢先生の新作。売れないマンガ家が主人公。1巻の終わりでようやく本題が始まるかんじ。ここまではかなり面白いけど、花沢作品は「ルサンチマン」も「ボーイズオンザラン」も尻すぼみなので今後は不安。関係ないけど劇団ポツドール三浦さんが監督する(主演銀杏ミネタさん)ボーイズオンザランの映画は絶対見る。
星4つ★★★★☆
あずまきよひこ「あずまんが大王(新装版)」1〜3巻
漫画喫茶でしか読んでなかったあずまんがを新装版で買い直す。もちろん同じ内容だけど書き直しの量が半端ない。「よつばと!」のアニメ化を許さなかったりとか、あずま先生のクオリティに対するプロ意識がすごいのだと思う。そして俺は「よつばと!」が大好き。
星2つ★★☆☆☆
木下晋也「ポテン生活」2巻
モーニングで連載中の6〜8コママンガの2冊目。目のつけどころや言葉選びのセンスがすごく良くて、とても好きな作品なのだけど2巻は1巻に比べてネタの当たり外れはあった印象。
星4つ★★★★☆
久保ミツロウ「モテキ」2巻
逆に2巻でどんどん面白くなってきたモテキ。俺がいつかちゃんを好きなだけかも知れないけど。久保先生は青年誌の方が向いているのだと思う。多分あと1〜2冊で終わってしまうのだろうなというのだけ残念。あとがきも面白い。
星5つ★★★★★
雁須磨子「かよちゃんの荷物」2巻
30歳の女性の日常を描く秀作、と言うとあまりにありがちっぽいが、雁さんの優れた人間観察力から生まれるリアルはありがちの範囲からははみだしまくっている。大好きな作家さんのひとり。(と、さっきTwitterでつぶやいたののコピペ)本作は話が日常すぎて面白くない人は面白くないかも。
星3つ★★★☆☆
雁須磨子「いばら・ら・ららばい」
主人公を中心としたオムニバスストーリー。主人公がすごく美人という設定だけど、絵的にそう見えないのが残念。あと終わり方も少し残念。でも面白い。雁須磨子節がきいている。
星4つ★★★★☆
東村アキコ「ママはテンパリスト」1〜2巻
「ひまわり」東村先生の売れてるらしい育児エッセイマンガ。先生の息子ごっちゃん(名前が悟空らしい)が愛らしくどんどん読める。作中で何回か「実話です」と強調してくるのが少しだけ嫌。
星4つ★★★★☆
東村アキコ「テンパリストベイビーズ」
ママテンが面白くて買ったけど正直失敗。先生自身が「フィクションのお話をつくる才能がない」とママテンで語っているけどほんとにそうかもと思ってしまった。でも「ひまわり」が面白いからやっぱ違うかも。
星1つ★☆☆☆☆
いくえみ綾「潔く柔く」10巻
一番好きな女性作家いくえみさんの集大成的な作品の10冊目。少女マンガとしてのクオリティが超高い。多分あと1冊で終わるのが残念すぎる。別マでは新連載がはじまってるみたいだけど、潔く柔くとは力の入れ具合がだいぶ違う(ように見える)。
星5つ★★★★★
by taketo_shinkai
| 2009-09-12 23:23
| 日記